チェスキー・クロモノフはチェコの南ボヘミア地方にある小さな街です。
こちらの街は現在ユネスコの世界遺産に登録され、プラハと組み合わせで観光コースに組み込まれて有名になった街です。
今回は、その美しい街の写真を見てぜひ立ち寄りたいと思うようになりました。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
チェスキークルムロフにはプラハから列車で向かいました。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
一緒に列車を降りたバックパッカーの後をついていけば、地図見なくても旧市街に着いちゃいました。
大半の観光客はバスか自動車で訪れるようで、列車で行く人は少数派です。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
旧市街の入り口に15分程度で着きました。
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旧市街は観光客で賑わっていました。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
市街を一望できるチェスキークルムロフ城へ向かいます。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
城からの市街地風景です。
このように、実際に訪問してみるとその風景はまさに素晴らしいの一言でありました。
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15.7.16 Cesky Krumlov |
塔屋に登ってみました。
こちらはもっと感動的です。
しかしながら、歴史的には色々と歴史に翻弄された街であったようです。
住んでいる人々ドイツ系とチェコ系がまざり、第一次大戦後のチェコスロバキア時代には
ドイツ系住民の追放をされたり、ナチス時代にはドイツ領に併合されたものの敗戦でドイツ住民は市民権と私有財産を剥奪、没収され、故郷から追放されてしまいます。
ドイツ系住民の多かったチェスキー・クルムロフはそのような理由から荒廃状態になって『死の町』とさえ言われていたそうです。
その価値が見直されたのは1989年の民主化以降と言うことですから、比較的近年のことのようです。
歴史的な経緯を知ると複雑な気持ちにはなりますが、実際に見る景観はやはり素晴らしいです。