全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2017年9月24日日曜日

金成小学校


金成小学校(かんなりしょうがっこう)は、宮城県栗原市にある小学校で、明治時代に建築された懐かしい木造校舎です。


95.3.26 宮城県 金成
外観です。
木造2階建の建物ですが、学校建築には珍しく屋根は寄棟鉄板葺になっています。
左右の棟高の一段低い切妻屋根の部分が階段室になっています。

95.3.26 宮城県 金成
正面中央部分が張り出してベランダになっており、ベランダ正面には軒唐破風、懸魚などの和風意匠が施されています。


95.3.26 宮城県 金成
右側側面です。
一般的には和洋折衷の地方色の濃い擬洋風校舎と言われています。
現在は学校としての機能は終えて、栗原市金成歴史民俗資料館として利用されているそうです。

95.3.26 宮城県 金成

こちらは近所にあった火の見櫓と教会です。
一地方の村落でありながら、明治期の貴重な遺産が残っている金成の街でした。

2 件のコメント:

  1. おっ、この教会は十字架の下のタマネギ型からすると、同じキリスト教でもロシア正教のもののようですね。
    この派の教会は、東北地方の意外な場所にひっそりと残されていることが多いので、ちょっと調べてみたいと思います。

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  2. 栂森さん
    意外な場所に意外な建物、という感じの教会でした。
    戦前は賑やかだったのでしょうね。

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