全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2015年5月29日金曜日

成田・表参道の木造旅館

成田山新勝寺の表参道には昔ながらの木造旅館が今も軒を並べているエリアがあります。


15.5.23 千葉県 成田


駅から表参道散策をすると、道が狭くなって下り坂になったあたりからが、昔ながらの街並みを今に残す地域です。
前回の木造三階建ての鰻屋さんもこちらにあります。
そこから少し歩くと、旅館も何軒か残っており、なかなか良い雰囲気です。


15.5.23 千葉県 成田

梅屋旅館さん。
既に営業は行っていないようでしたが、立派な外観が維持されています。

15.5.23 千葉県 成田

坂の反対側から見た梅屋旅館。

15.5.23 千葉県 成田

こちらはランドマーク的存在の大野屋旅館さん。

成田山新勝寺の門前町は、江戸時代中期頃成立したと考えられており、現在でも門前に至る表参道の両側には、ぎっしりと店舗が建ち並んでいる。しかし、これらの多くは戦後に改築されたもので、大野屋旅館のような戦前に建築された建造物は、数十軒を数えるにすぎない。

 新勝寺近くの旧街道の西側に位置し、屋上に望楼を高く掲げた姿が一際目立つ。大野屋旅館の創業は江戸中期で、古くは蝋燭屋を営んでいたと伝えている。現在の建物は昭和10年(1935)に建築したもので、スレート葺、間口8間、奥行14間の大規模な木造3階建と、南側に突き出した2階建から構成されている。

 3階建ての屋上には、高欄を廻らせた望楼をのせ、2階と3階には、旧街道に面して持ち送りに支えられた縁台を廻す。3階には、60畳と54畳と2間続きの大広間となっており、奥には松の屏風を背景にした能舞台が設ける。欄間に組み込んだ黒柿の板など、銘木をふんだんに使っており、1階から3階まで、材料や仕様が上質であることに加え、前時代の旅館建築の雰囲気も十分うかがうことができる。

千葉県HPより

15.5.23 千葉県 成田

塔屋が印象的な大野屋旅館さん、登録有形文化財に指定されています。
内部の見学もできますが、10名以上の団体で、鰻重食べないといけません。

15.5.23 千葉県 成田

もう少し引いて見てみます。

15.5.23 千葉県 成田

更に引きます。
色々なアングルで楽しめます。


15.5.23 千葉県 成田

こちらは大野屋旅館の裏側から見た所です。


15.5.23 千葉県 成田

こちらは成田山の脇に構えるはま屋旅館。

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