全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2023年3月28日火曜日

斎太薬局に再会する。

今から四半世紀前に 秋田県横手市に行った折に印象に残る薬局に出会ったことがあります。

97.8.14 横手

こちらがの斎太薬局の外観です。
洋風の建物と和風の店舗がくっついた建物でした。


建物も素晴らしいのですが、この明治コナミルクの看板も気に入りました。


洋館の頂部のデザインが良いですね。

横手には通算6回行っていますが、この薬局はどうせ無くなっているだろうということと、どこにあったのかを忘れてしまっていたので、それっきり見に行きことはありませんでした。

そのような斉太薬局ですが、昨年横手を経由して秋田に行く用事ができ、ふと思いついて検索したら今も現役ということがわかり再会してきました。

21.7.9


再会した斎太薬局。
登録有形文化財になっていました。


店舗は新築建物に移転してこの建物は使われなくなっていたようです。

2023年3月20日月曜日

吉池医院

山形市内にはいくつかの洋館が残っていますが、こちらの病院建築もその一つです。


吉池小児科医院です。
小児科のところが削られています。


門を入ると見えてくる建築は玄関部分が立派です。


2023年3月14日火曜日

南木曾の桃介橋

昨年、岐阜での所用を終えて、折角ならと中央線経由で帰京しました。

その時に何気無く南木曽駅で下車しました。目的は特に無かったのですが、駅の名所案内を見ると、木造のつり橋が残っていると書かれていたので行ってみました。

橋の名前は桃介橋(ももすけばし)といい、長野県木曽郡南木曽町読書(よみかき)という場所にある木曽川に架けられた橋で、橋の名称は建築主である大同電力社長福澤桃介に因むものであると看板に書かれていました。


21.10.13 南木曾

歩いてみると線路が敷設されていた痕跡があります。
これも案内看板に説明がありました。
架橋当初は南木曽駅から発電所建設資材の運搬を目的としていたことから、橋中央にはトロッコのレールが引かれていたとのことで、その痕跡が残されていました。


桃介橋の外観です。
同橋は1922年に完成した木製の吊橋で、1978年には老朽化に伴い使用中止となり、撤去される方向で決まったようです。
しかしながら撤去費用が捻出できずにそのまま存置されている間に、その価値が見直されて1993年、ふるさと創生事業の一環として復元されたそうです。



こちらが説明看板です。
図面があるので、当時の様子が良くわかります。


その後桃介橋は意匠的・技術的に優秀であると認識され、国の重要文化財に指定されたとともに。2007年には近代化産業遺産にもなっています。

2023年3月7日火曜日

一昔前の西武バス。

塗装変更も進む西武バスの一昔前の姿から2枚アップします。



今や懐かしい3扉の西武バス。
昔は関東バス以外にも結構多くの事業者で3扉バスが採用されましたが、今はすっかり影を潜めました。



こちらは少し小振りのバスです。
この車体を持つバスは地方都市でもかなり減ってきました。