大阪と伊勢を結ぶ近鉄電車もお伊勢さん参りの観光客輸送を目的に敷かれたことからもその重要性が良くわかります。
その観光客を受け入れる旅館も昔から多く存在していました。
96.10.19 伊勢市 |
深川の宮大工が建築したものだそうで、昭和に入って増築しているとのことです(山田館HPより)。
このような木造三階建ての旅館がきっと林立していたのでしょうが、今伊勢市駅前付近にはこの一軒だけしか見られません。
しかしながら、この伊勢市から少し離れた二見ヶ浦には往時の雰囲気を残す旅館の街並みが残っていました。
二枚とも 96.10.19 伊勢市二見 |
その街並みがこちらです。
二見ヶ浦は伊勢湾に注ぐ五十鈴川の河口の海岸に立地しており、付近は伊勢志摩国立公園に属し、国の名勝にも指定されている観光地です。付近にある夫婦岩も有名です。
道路に面して木造の旅館が立ち並び、その多くが木造三階建ての立派なものです。
その街並みは壮観、の一言に尽きます。
96.10.19 伊勢市二見 |
96.10.19 伊勢市二見 |
96.10.19 伊勢市二見 |
96.10.19 伊勢市二見 |
二枚とも96.10.19 伊勢市二見 |
松並木の向こうは砂浜です。
部屋の畳に寝転がって海の音を聞きながらうたた寝・・・なんてしてみたいです。
96.10.19 伊勢市二見 |
旅館街の間に建っていました。
二見の旅館街は関西方面からの修学旅行の
返信削除宿泊地になっていました。道路の山側に
土産物店が並んでいるのもその名残です。
貴ブログは有難い!以前、変電所を造るために
豊鉄や福鉄へ行ってみましたが、今はシリコン化で
回転式時代の木造建物は少ないようです。
昨日も近江八幡を通りましたが、ここを
通ると思い出すのがヴォーリズです。
いつか造りたいと思うのですが腕が伴いません。
貴ブログに期待!!
常夜燈さん
返信削除コメント頂きありがとうございます。
二見が浦は修学旅行の宿泊地だったとは知りませんでした。
日光みたいなものだったのですね。
近江八幡と言えばヴォーリズとメンソレータムですね。
私も風情なある建物を見に行ったことがあります。
私にとって木造三階の印象は伊東温泉、松川沿いの旅館群です。今は一軒だけ資料館的に残ってるだけだとか。
返信削除Cedarさん
返信削除確かに伊東温泉も木造三階の印象がありましたね。我が家的には高級温泉街みたいな印象があって実際に泊まったことがないのは残念です。
資料館的になった一軒も実際に泊まってみたかったです。
その憂さ晴らしではありませんが、山形の銀山温泉の木造三階建て旅館は堪能してきました。