2012年12月19日水曜日

別府の温泉建築

大分の名湯、別府温泉の公共浴場には目を引く建物がいくつかありました。
先ずは竹瓦温泉です。
竹瓦温泉は市営の共同浴場で、現在の建物は昭和13年に完成したもので、2004年に登録有形文化財に登録、2009年には近代化産業遺産に認定されています。

07.1.16 大分県 別府
正面には東京の銭湯によく見られる唐破風の屋根を持ち、これに入母屋や寄棟の屋根などが組み合わされ、複雑な屋根の造形が見られる立派な木造2階建ての建築になっています。
内部は、1階中央に天井の高いホールが設けられ、砂湯、男湯、女湯の三つの浴場があり、2階は格子天井の90畳の大広間になって、かつては湯治客の休憩室として使用されたそうです。

07.1.16 大分県 別府
右側からの外観。

07.1.16 大分県 別府
正面部分。

07.1.16 大分県 別府
右側面。

07.1.16 大分県 別府
正面左側から。
入浴料は100円と格安です。

07.1.16 大分県 別府
打って変わってこちらは洋風の駅前温泉。
その名の通り別府の駅近くに立地しています。
こちらは大正13年建築と竹瓦温泉よりも建物自体は古いもので、ハーフティンバー様式の建物です。
一般湯はこちらも100円、宿泊も可能だそうです。

07.1.16 大分県 別府
高等温泉?
どう言う意味かと調べたら、「高等」温泉とは、「高等湯」と呼ばれる硫黄泉の湯と「並湯」と呼ばれる単純温泉があることから命名されているようです。

2 件のコメント:

  1. あ~、高等温泉(笑)は僕も写真に撮りました。
    こうして写真で見るより、街中で実際に見る方がかなりオーラがありますよね~。

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  2. 赤影さん
    こんばんは。
    高等温泉????
    最初に見たときは何なのかよくわかりませんでした。
    竹瓦温泉を見たくて別府の駅から仕事の合間の約40分でタクシー往復時に発見しました。
    この建物、結構インパクトありますよね。

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