2013年2月21日木曜日

北国の商店 2

太宰の小説『津軽』にも出てくる青森県津軽の奥、十三湖の先は小説の書かれた時代とはずいぶん時間が経っているものの、やはり今の世でも非常に寒々しい風景が展開しています。

98.2 青森県 市浦
そんな市浦の街を訪問した時に見つけた雑貨屋さんです。
屋根回りがかなり入り組んだ造形をしています。
軒が低いので、どうしても安っぽい印象を受けてしまいますが、それがまた魅力でもあります。
トタンの色が青ですが、もう少し落ち着いた色であればこの建物の印象も随分変わりそうです。

2 件のコメント:

  1. 最近は車両のことより背景に写っているその時代を表わす建物に目が行ってしまいます。
    年々その傾向が強くなるのは、いかに今の目まぐるしい近代化が目に飛び込んで来ているせいだと思います。
    1960年代の面影を残す古い建物と街並、今でも撮れるものあれば撮っておきたいものです。
    ただし、惹き込まれそうな恐怖心を感じてきます。

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  2. katsuさん
    コメントありがとうございす。
    私も車両の周りの風景にどうしても目がいってしまいます。
    何気なく写った風景がすごく印象に残ることがありますね。
    昭和の風景はいつどこで無くなるか分からないので、私も目に入ったら後回しにせずなるべく記録するようにしています。

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