2013年8月12日月曜日

大日本報徳社 大講堂

大日本報徳社、ご存知でしょうか?
小学校に良く置かれていた二宮金次郎の銅像でお馴染みの二宮尊徳の弟子である岡田佐平治が設立した「遠江国報徳社」を起源とした、「報徳思想」の普及活動などを行なう団体です。
報徳思想とは、小田原藩の財政改革や小田原藩に縁のあった下野国の農村復興運動などを指揮した二宮尊徳が、自身の思想を体系化した考え方だそうです。
大日本報徳社は全国の各地域にある「報徳社」を統括する最上位組織として静岡県掛川市にあります。

『正門をくぐると正面に建っているのが大講堂です。日本瓦の大屋根、漆喰塗りの外壁、洋風の丸みのある窓等、荘厳な重みが感じられる和洋折衷の建物です。
 この大講堂は、報徳運動の拠点として明治36年に建設され、当初は「遠江国報徳社農学社公会堂」と呼ばれていました。公会堂として建てられた建物では日本で2番目に建築され、現存する公会堂としては最古の建築物となるため、貴重な文化施設です(掛川市ホームページより)』。

先日、その掛川に宿泊する機会があり、朝の散歩で見学に行きました。

13.8.5 静岡県 掛川
正面外観。
13.8.5 静岡県 掛川
初期明治建築によく見られる和洋意匠が混在したデザインです。

13.8.5 静岡県 掛川
右側面から裏側を見る。

13.8.5 静岡県 掛川
建物裏面。

13.8.5 静岡県 掛川
入口に掲示されていた建造物案内です。

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