2014年4月28日月曜日

常磐線 高萩駅前

常磐線の高萩駅舎は写真で見て洋館風の造りが気に入っており、見たいと思っていた駅舎でした。

90.3.11 茨城県 高萩
1990年の3月、目的を果たしました。
実際に見てみると、自分のイメージよりもずっと小振りでちょっと拍子抜けしてしまいました。

90.3.11 茨城県 高萩
駅前に建っていたこの事務所は、なかなか良い感じでした。

90.3.11 茨城県 高萩
右側面です。

90.3.11 茨城県 高萩
こんな商店もありました。

2014年4月23日水曜日

岩槻の店蔵

東武野田線の岩槻駅から程近い街道沿いに美しく整備された店蔵が現存しております。

14.4.10 埼玉県 岩槻
正面左側からの外観です。
近年に整備がされたようで、大変美しい外観をしています。

14.4.10 埼玉県 岩槻
屋根まわりもこの種の建物の特徴である箱棟に漆喰で塗り固められた鬼瓦がどっしりと鎮座しています。

14.4.10 埼玉県 岩槻
正面左手の練塀もしっかりした造りをしています。

14.4.10 埼玉県 岩槻
奥側にも建物は複雑に連なっていました。


2014年4月18日金曜日

岩槻の茅葺きのお寺・願生寺

岩槻の駅から近い街中に茅葺き屋根のお寺さんが健在です。
お寺の名前は願生寺。
願生寺は大永年中(1521~1528年)寂譽門入和尚開山の古刹で、本堂の屋根は茅葺・寄せ棟造りで、趣のあるたたずまいは風格を感じます。
現在の本堂は、江戸時代中期(1700年代)の建造物だそうで、本尊には阿弥陀如来が祀られています。


14.4.10 埼玉県 岩槻

本堂の手前には相当の樹齢と思われる桜が植わっており、本堂と相まって良い雰囲気を出しています。

14.4.10 埼玉県 岩槻

14.4.10 埼玉県 岩槻

茅葺き屋根、寄せ棟の本堂。

14.4.10 埼玉県 岩槻

一見農家のようにも見えてしまう佇まいです。


14.4.10 埼玉県 岩槻

左側から見た外観です。

14.4.10 埼玉県 岩槻
裏側からの様子です。

綺麗に手入れをされているのですが、本堂建替えの寄付が募られており、風格のあるこの建物もそんなに先は長くないようです。


2014年4月15日火曜日

気に入った本 その2 『建築デザインの解剖図鑑』

気に入った本、二冊目です。

『建築デザインの解剖図鑑』
です。

中味は濃いです

こちらの本は、街中にある様々なモノを主に建築物を中心に様々な視点から捉えて解説を加えた書物で、各項目について簡潔にその歴史から傾向、分類などが見やすいスケッチと共に解説されています。

たとえば・・・
駄菓子屋さんのページ

例えばこのページは駄菓子屋さんのことが書かれています。
今や絶滅寸前の昔ながらの駄菓子屋さんの簡単なヒストリーや風俗の紹介に始まり、お店の内部の配置や商品の陳列の仕方などが簡潔な文章と分かり易いスケッチで纏められています。
この構成は本書全体でほぼ共通して展開されており、これまでなかなか分からなかった事の疑問があっさり解けるような記述が多くありました。
また説明が画像でなくスケッチであることが却って分かりやすくさせている部分と思います。

その他にも街並みがどのようにして形成されていったかなどについての解説もあり、これまで何となく思っていたことがちゃんと解説されていて納得する部分も多くありました。

模型を作る身にとっては色々な面で役に立つ参考書だと思います。

2014年4月13日日曜日

気に入った本 その1 『看板建築・モダンビル・レトロアパート』

先日店頭で発見した本で二冊、久しぶりに面白かった本が二冊ありましたのでご紹介します。
まず一冊目は、こちらの写真集です。
いきなり表紙が神田のミルクホールで思わず目が留まってしまいました。

圧倒的ボリューム感のある書物です
本に掲載されている建物は全国各地の俗に言うB級建築で、これまでの建築書ではスルーされてきた建物が大半で、それがきっちりとした美しいカラー写真で掲載されています。
著者は俳優座劇場の舞台美術をされている方で、全国のそのようなB級建築をおよそ2500棟撮影をされてきたものの中から選ばれたものだそうです。

中身はこんな感じ

ページを繰るとそのようなB級建築が次から次へと登場して、私には涙ものの写真ばかりです。
取材された建物は大半が私も見ているものなので、懐かしさと共に同じような建物を見て回っている人がいるんだな、と感動を覚えました。
ストラクチャー製作にも大いに役立つ一冊ではないかと思います。

伊藤隆之著
『看板建築・モダンビル・レトリアパート』
グラフィック社

お勧めの一冊です。

2014年4月11日金曜日

信州中野の集会所

本日は信州中野郊外で見つけた集会所です。

86.5.4 長野県 信州中野

信州中野の郊外にあった集会所です。
隣に建つ蔵と同じような造りをしているのが割合珍しいと思われます。
かなり老朽化しており、もう使われていない模様でした。

2014年4月6日日曜日

夕暮れの常陸太田

常陸太田は日立電鉄が活躍していた時の帰り道で寄りました。
鉄道の駅から市内中心部は若干離れた立地になっていました。

90.3.11 茨城県 常陸太田
夕闇迫る常陸太田の街並みです。

90.3.11 茨城県 常陸太田
蔵造りの商店。

90.3.11 茨城県 常陸太田
坂道を挟んで反対側の料理店。

90.3.11 茨城県 常陸太田
その間にある坂道。
味わいのある風景ですね。

90.3.11 茨城県 常陸太田
味のある雑貨店。

90.3.11 茨城県 常陸太田
横から見た雑貨店。
明かり窓を照らす白熱灯が郷愁を誘いました。




2014年4月2日水曜日

信濃平、小田井宿周辺の建物から

信濃平、小田井付近の民家のスナップから本日はお届けします。

96.4.12 長野県 小田井
小田井宿(おたいしゅく)は、中山道六十九次のうち江戸から数えて二十一番目の宿場で、未だにその当時の面影が今もそこかしこに残っています。

96.4.12 長野県 小田井
小田井宿の中心部付近です。

96.4.12 長野県 小田井
宿場町らしい建物も残存しています。

96.4.12 長野県 小田井
消防分団も渋い建物が残っていました。

96.4.12 長野県 小田井
よく見かける蔵。

96.4.12 長野県 小田井
茅葺きの民家も健在でした。

96.4.12 長野県 小田井
街角にあった古い宿場。