2014年4月15日火曜日

気に入った本 その2 『建築デザインの解剖図鑑』

気に入った本、二冊目です。

『建築デザインの解剖図鑑』
です。

中味は濃いです

こちらの本は、街中にある様々なモノを主に建築物を中心に様々な視点から捉えて解説を加えた書物で、各項目について簡潔にその歴史から傾向、分類などが見やすいスケッチと共に解説されています。

たとえば・・・
駄菓子屋さんのページ

例えばこのページは駄菓子屋さんのことが書かれています。
今や絶滅寸前の昔ながらの駄菓子屋さんの簡単なヒストリーや風俗の紹介に始まり、お店の内部の配置や商品の陳列の仕方などが簡潔な文章と分かり易いスケッチで纏められています。
この構成は本書全体でほぼ共通して展開されており、これまでなかなか分からなかった事の疑問があっさり解けるような記述が多くありました。
また説明が画像でなくスケッチであることが却って分かりやすくさせている部分と思います。

その他にも街並みがどのようにして形成されていったかなどについての解説もあり、これまで何となく思っていたことがちゃんと解説されていて納得する部分も多くありました。

模型を作る身にとっては色々な面で役に立つ参考書だと思います。

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