本日は年末年始に出掛けた折に散策した、日本統治時代のレトロな建物が残る博愛区付近の建物巡りからご紹介です。
17.1.1 台湾総統府 |
こちらは台湾総統府です。
日本統治時代の台湾総督府として1919年に完成した建物で、当時初の設計コンペが行われた建築だそうです。
折しも新年のカウントダウンイベントが終わったところで、お祝いの飾りつけがなされています。
17.1.1 台湾総統府 |
この建物は、第2次世界大戦時に空襲で損傷しましたが、翌年に補修されて現在は総統府と名称を改めて利用されています。
17.1.1 台湾総統府 |
反対側サイドから。
なかなか立派な建物です。
17.1.1 台湾銀行 |
こちらは台湾銀行。こちらは日本統治時代の台湾銀行本店。現在は組織を入れ替え、中央銀行として機能しています。
17.1.1 台湾総統府 |
総統府のすぐお隣は、台湾の最高司法機関「司法院」です。
総統府の煉瓦造りの配色とは異なり、グリーン系のタイルが張られた外観です。
白く縁取りをされたアーチ型の窓や幾何学模様の壁、彫刻を施した石など、結構見どころの多い建物です。
17.1.2 台湾病院 |
こちらは少し離れた所にある台大医学院旧館です。
この病院は1912年に台湾総督府営繕課に勤務していた建築家の近藤十郎が設計し、1921年にルネッサンス様式の赤レンガ2階建てで完成しました。
当時、東南アジアでは最大かつ、現代的な病院といわれたそうです。