全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2017年1月24日火曜日

台北市内 日本統治時代の建築

台湾各地には日本統治時代の建築が今なお現役です。

本日は年末年始に出掛けた折に散策した、日本統治時代のレトロな建物が残る博愛区付近の建物巡りからご紹介です。

17.1.1 台湾総統府

こちらは台湾総統府です。
日本統治時代の台湾総督府として1919年に完成した建物で、当時初の設計コンペが行われた建築だそうです。
折しも新年のカウントダウンイベントが終わったところで、お祝いの飾りつけがなされています。


17.1.1 台湾総統府

この建物は、第2次世界大戦時に空襲で損傷しましたが、翌年に補修されて現在は総統府と名称を改めて利用されています。

17.1.1 台湾総統府

反対側サイドから。
なかなか立派な建物です。

17.1.1 台湾銀行

こちらは台湾銀行。こちらは日本統治時代の台湾銀行本店。現在は組織を入れ替え、中央銀行として機能しています。

17.1.1 台湾総統府

総統府のすぐお隣は、台湾の最高司法機関「司法院」です。
総統府の煉瓦造りの配色とは異なり、グリーン系のタイルが張られた外観です。
白く縁取りをされたアーチ型の窓や幾何学模様の壁、彫刻を施した石など、結構見どころの多い建物です。

17.1.2 台湾病院

こちらは少し離れた所にある台大医学院旧館です。
この病院は1912年に台湾総督府営繕課に勤務していた建築家の近藤十郎が設計し、1921年にルネッサンス様式の赤レンガ2階建てで完成しました。
当時、東南アジアでは最大かつ、現代的な病院といわれたそうです。

2017年1月20日金曜日

山梨市のタクシー営業所

山梨市市内で見つけたちょっとおしゃれなタクシー営業所です。

03.7.12 山梨県 山梨市

正面から見た外観です。
木造モルタル造りの建物ですが、あちらこちらがちょっとずつ洒落ています。
角地に建つ立地をうまく使った建物で、一階部分の丸柱もタイル張りでちょっと洒落ています。
一階部分はタクシーが入れるようになっていますが、殆どはみ出しちゃっています。


03.7.12 山梨県 山梨市

後ろ側です。
こちらは簡素ですね。




こちらのタクシー営業所、気に入ったので模型でも作ってみました。

2017年1月16日月曜日

畝傍にて

本日は偶然のボンネットバスとの出会いの画像です。

89.1.21 奈良県 畝傍

名前に惹かれて降りた、畝傍駅です。
駅舎も懐かしい雰囲気の建物が残っていました。

89.1.21 奈良県 畝傍

そして、駅舎を撮っている時に振り向いたら何と、偶然に奈良交通のボンネットバスがやって来ました。


89.1.21 奈良県 畝傍

一瞬の邂逅でした。

2017年1月11日水曜日

修善寺の木造三階建ての旅館

修善寺には趣深い木造三階建ての旅館が今なお健在です。

16.12.30 静岡県 修善寺

こちらは、その中でも一番立派な新井旅館。

16.12.30 静岡県 修善寺

こちらが本館のようです。

16.12.30 静岡県 修善寺

こちらには洋風意匠の建物です。

16.12.30 静岡県 修善寺

川沿いのこの旅館も良いですね。

16.12.30 静岡県 修善寺

こんなB級建築も健在です。

2017年1月7日土曜日

九段下近くのペンギン文庫

靖国通りの九段下から神保町、須田町にかけては古い建物の宝庫でした。

86.8 千代田区 神田神保町

その一番九段下寄りの一帯にあったペンギン文庫。
お店の名前が可愛いです。

86.8 千代田区 神田神保町

全体の外観はこんな感じです。
既に本来の使命は終わっていたようです。

86.8 千代田区 神田神保町

向かい側にあった九段下ビル。
かなり近年まで残っていた建物ですが、遂に消滅してしまいました。

2017年1月4日水曜日

小川歯科医院

日本橋人形町から蛎殻町周辺は戦災に遭わず、昔の懐かしい建物が今も残る地域の一つです。

04.8.3 中央区 日本橋蛎殻町

こちらはそんな街中の裏側にひっそりと建つ、立派な歯科医院です。


04.8.3 中央区 日本橋蛎殻町

コーナーが隅切りされており、そこに玄関を持ってくるのは定番の設計手法の一つですね。

04.8.3 中央区 日本橋蛎殻町

細かいところまで手が込んだ建物です。
コーニスは敷地いっぱいに建てたためか薄めで、ちょっとメリハリ感がありませんが、やむを得ないのでしょうね。


2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。







本年も弊ブログを宜しくお願い致します。