全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2013年1月30日水曜日

鉛温泉訪問

花巻温泉郷の一番奥、鉛温泉には昔、国鉄花巻駅から路面電車が走っていました。
その頃の面影を探して花巻を訪れました。
想定外の大雪に面食らいながら鉛を目指します。

90.12.25 岩手県 花巻市
途中の神明前で電車時代の面影を見ました。
ちょうど岩手県交通のバスがやって来ました。

90.12.25 岩手県 花巻市
反対側からもバスがやって来ました。

90.12.25 岩手県 花巻市鉛
新鉛温泉の藤三旅館さん。
こちらにお世話になりました。

90.12.25 岩手県 花巻市鉛
雪に覆われた鉛温泉旧道。
こんな狭い道に電車が走っていました、と言われても俄かに信じられません。

90.12.25 岩手県 花巻市鉛
左手はかなり深いところに川が流れています。
ここも昔は電車道でした。

90.12.25 岩手県 花巻市鉛
鉛の旧道。

90.12.25 岩手県 花巻市鉛
廃屋と化した商店建築が雪に埋もれていました。


2013年1月27日日曜日

米子の街並み

米子には川に面したしっとりとした街並みがありました。
出張の折の早朝散歩でちょっとだけ町並みを見てきた時のものです。

06.4.19 鳥取県 米子
天神町付近の川の流れに沿った街並みは落ち着いた雰囲気です。

06.4.19 鳥取県 米子
海運を使った商いが行われていた時代の蔵が残っています。
06.4.19 鳥取県 米子
上と同じ場所を反対側から。
すぐそばまで今風のマンション建築が迫っていました。

06.4.19 鳥取県 米子
味わいのある商家と蔵

06.4.19 鳥取県 米子
紺屋町付近は古い民家が密集していました。

06.4.19 鳥取県 米子
豪壮な商家に付随した蔵

06.4.19 鳥取県 米子
こちらも立派です。

06.4.19 鳥取県 米子
懐かしい商店

2013年1月24日木曜日

山寺の駅と駅前ホテル

山寺と言えば松尾芭蕉ですね。
そんな山寺の駅前の写真です。

06.4.27 山形県 山寺
仙山線の山寺駅舎です。
立石寺最寄駅らしく、寺社風の建築になっていました。

84.4.28 山形県 山寺

こちらは1988年当時の山寺駅舎。
手前に写っている前掛けしたおじさん、味わいがあります。


84.4.28 山形県 山寺
駅舎から見た駅前風景。
山の上に山寺・立石寺、駅前には山寺ホテルが見えます。
さっきのおじさんが歩いています。

84.4.28 山形県 山寺
観光地らしく、駅前の通りには旅館がありました。
『山寺ホテル』という名称と外観が不一致な印象があります。

84.4.28 山形県 山寺
建物右側から。

84.4.28 山形県 山寺
玄関回りです。
唐破風の付いたデザインは駅舎同様に立石寺をイメージしているものでしょう。
ちょっと一泊してみたい旅館でした。

2013年1月23日水曜日

平泉のボンネットバス詰所

北上川の河原に古いボンネットバスが詰所として生き残っていました。
河原に廃バスは以前は定番でしたが、近年は減っているようです。

87.5.16 岩手県 平泉
河原の砂利取り場の詰所で残っていたボンネットバス。

87.5.16 岩手県 平泉
こちらはバックビューです。
後ろにある非常扉が懐かしいです。
屋根には煙突が突き出しています。
車体には岩手県交通統合前の岩手縣南バスの名称が書かれていました。

87.5.16 岩手県 平泉
前から見た姿。
いすゞBXですが、今でも現役の多い片側二灯のタイプと異なり、一灯の正面グリルデザイン時代の廃車体はなかなか見ることができませんでした。

2013年1月20日日曜日

駅前タクシー営業所 その3

身延線の駅前にある駅前タクシー営業所(待機小屋?)を二回に分けてご紹介しましたが、他にも似たような小振りなタクシー営業所に類する建物は全国あちらこちらに多くありました。

90.9.23 山梨県 市川大門
山梨県身延線からもう一か所です。
こちらは市川大門駅前。
タクシーが木陰で休んでいる辺り良い雰囲気です。
同じ市川大門駅前日通事務所も良い雰囲気です(こちらからどうぞ⇒市川大門の日通営業所  )。

90.8.25 千葉県 山岸
総武本線の山岸駅前。
少し大きめの営業所ですが、トタン張りになると一気に安普請風になります。
どこか潮の香りを感じさせます。

89.6.17 長野県 聖高原
篠ノ井線の聖高原駅前。
こちらは身延線沿線タイプに似ています。

90.8.4 兵庫県 甲子園口
こんなタクシー営業所は田舎だけに存在するわけではありません。
東海道線の甲子園口駅前にあったものです。

90.8.4 兵庫県 甲子園口
同じく甲子園口駅前の営業所裏側です。

87.10.18 千葉県 大多喜
ちょっと大きめの大多喜駅前のタクシー営業所。
手前に大きく出た差し掛けとそこにあるバスの椅子を転用したと思われる椅子が印象的です。

87.10.18 千葉県 大多喜
同じく裏側から。

2013年1月18日金曜日

身延線の駅前タクシー営業所 (下)

タクシー営業所、二回目です。

81.5.24 山梨県 久那土駅前
久那土(くなど)駅前の営業所。
建物右側に簡単な倉庫が付いていました。
入っている物がタクシー営業所らしくないものが入っています。
転用されていたのかもしれません。

81.5.24 山梨県 甲斐岩間駅前
隣の甲斐岩間駅前。
既に使われなくなっているようでした。
ぐちゃぐちゃしているだけとも言える背景の看板、良く見ると興味深いです。

2013年1月16日水曜日

身延線の駅前タクシー営業所 (上)

身延線の駅前には何故かタクシー営業所がある駅が多く存在しました。
外観は小振りで似たりよったりのものが多く、資本的関係があるのか、お互いに真似たのか経緯がわかりません。
一回目は鰍沢口駅前にあった小さなタクシー営業所、2題です。

81.4.12 山梨県 鰍沢口
駅構内はずれにあったモルタル造の小さなタクシー営業所。
『山交タクシー』という看板が良い雰囲気です。

81.4.12 山梨県 鰍沢口

よく似たもう一社のタクシー営業所。
こちらは看板が切り文字ですが、すでにかなりお疲れ気味です。

81.4.12 山梨県 鰍沢口
こちらの営業所、裏側です。

2013年1月14日月曜日

伊那北の洋風商店

飯田線伊那北の駅近くにあった洋風の商店です。

81.7.25 長野県 伊那
コーナーを斜めに落とした洋風意匠の商店建築で模型化には最適なサイズです。
靴屋さんの事務所で使われていたようですが、左半分は事務室が撤去されて倉庫になっているみたいでした。
元々は別の目的の建物であったような気がします。

2013年1月12日土曜日

会津宮下の駅と郵便局

只見線の会津宮下駅。
駅名は『宮下』ですが街の名称は『三島』です。

91.5.26 福島県 会津宮下
ハーフティンバー調のちょっと洒落た駅舎です。

91.5.26 福島県 会津宮下
駅の構内風景です。
一時期は終着駅だっただけあって構内は広く、機関車の駐泊設備も残っていました。

91.5.26 福島県 会津宮下
駅の近くにあった郵便局。
こちらもちょっと洒落た洋風郵便局舎です。

91.5.26 福島県 会津宮下
右サイドです。

2013年1月10日木曜日

通り道で発見した公民館

1999年、登米を訪問した後、一ノ関に向かう道すがらで見つけた建物から2題。
当時の記録を見ても場所の特定ができませんでした。
今回の場所は「おそらく」レベルですので違っているかも知れません。


99.12.4 岩手県 花泉
洋風の意匠がかなり混ざった公民館建物です。

99.12.4 岩手県 花泉
左右各所に張り出しがあり、メリハリのある建物外観です。

99.12.4 岩手県 花泉
建物裏側です。
案山子に睨まれてしまいました。

99.12.4 岩手県 花泉
近くの街並みにあったそれなりに立派な商店。

99.12.4 岩手県 花泉
建物の裏側です。
平屋建ての住居部分がくっついていました。

2013年1月8日火曜日

金木の街から

ストーブ列車に続いては、太宰の故郷、冬の金木の街中の建物から。

00.3.1 青森県 金木
金木の入り組んだ町並みの中にあった商店。
どこか旅情を感じます。

00.3.1 青森県 金木
ちょっと不思議なお店。

00.3.1 青森県 金木
津軽地方によく見かける建物様式。
玄関部分がちょっと飛び出しているのは風除室があることと、屋根の雪が直接玄関前に落ちてこないようにする工夫です。

00.3.1 青森県 金木
町外れにあった渋い木の橋。
物凄く全体が歪んでいて、今にも崩れそうですが現役でした。