全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2017年2月24日金曜日

山梨市のお菓子屋さん

山梨県山梨市の線路沿いで見つけたちょっと変わったデザインの建物です。

03.7.12 山梨県 山梨市
切り文字の店名は三省堂。
本屋さんではなくお菓子屋さんでした。

2017年2月20日月曜日

中国 大連の建築早朝散歩 その2 南満州鉄道旧本社

大連の建物巡りの二回目は南満州鉄道=満鉄の旧本社社屋です。
戦前の政治的な問題はここでは置いておいても、その建物には興味が沸きます。
今回は、その旧社屋の内部を見学できるオプションツアーがあるのも大連訪問のひとつの動機でした。

17.1.22 大連

建物の入り口にはこのようなものが掲示されています。

17.1.22 大連

全体の外観です。
旧満鉄本社の建物は中央棟及び左右両翼の建物で構成された大規模なものです。
この建物自体は満鉄が建設したわけではなく、ロシア時代に建築されたものを利用したものになっています。
17.1.22 大連

右翼の建物です。
こちらに、満鉄旧跡陳列館がありますが、表にはそれを示す看板等はありません。
現地の人にとってはネガティブな印象が強いのでしょう。

17.1.22 大連

左翼の建物です。
こちらも同じデザインです。

17.1.22 大連

中央棟の建物です。
一時は鉄路局関係の施設で使われたそうですが、現在は入居者は変わっています。

17.1.22 大連

エントランス部分です。

17.1.22 大連

右翼の建物の満鉄旧跡陳列館に入りました。
通常ドアには施錠されており、事前予約が無いと入れないそうです。


17.1.22 大連

入口の突き当りに初めて陳列館の案内が登場します。

一階廊下

一階の廊下です。

旧満鉄総裁室

撮影できる角度は制限されますが、こちらが旧満鉄総裁室です。
部分的ではありましたが、満鉄の遺構を見れたのは収穫でした。


2017年2月16日木曜日

中国 大連の建築早朝散歩 その1 大和ホテル

先月大連に行った折には日本統治時代に建築された建物群を見るのも目的の一つでした。
そして、その時代の代表的建築物が集中して残存しているのが中山広場です。
今回から何回かに分けてこの大連の中山広場の建築群見学記をお届けします。
大連訪問の話はこちら➡http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2017/01/blog-post_26.html

その大連ツアーのメニューにも入っていたのは大和ホテル見学です。
大和ホテルは日本統治時代の南満州鉄道が経営した高級ホテルで、満鉄沿線に建築されたホテルで、その中でも大連の大和ホテルは最も格式の高いホテルであったそうです。
竣工まで5年をかけて入念に建設されたといわれる建物は立派です。
現在もホテル・大連賓館としてかつてはそう簡単には泊まれなかったこちらのホテルにも宿泊が可能です。

17.1.21 大連 中山広場

建物外観です。

17.1.20 大連 中山広場

入口にはこんなプレートが。

17.1.20 大連 中山広場

エントランス周りも立派です。

17.1.20 大連 中山広場

ホテルロビーです。
すこし疲れを感じさせますが、往時の雰囲気を残しています。

17.1.20 大連 中山広場

二階に上がる階段から眺めたロビー部分。

17.1.20 大連 中山広場

こちらが、一階奥にある特別室。
田中元首相もこちらで会談をしたそうです。



2017年2月11日土曜日

東武日光線 合戦場

変わった駅名の駅・合戦場駅は東武日光線に存在する駅です。
由来は1523年(大永3年)に宇都宮忠綱と皆川宗成両軍が当地で合戦をした河原田合戦に由来するそうです。

02.5.5 栃木県 合戦場

駅舎は、東武線の小駅には良く見られるデザインの駅舎で、以前ご紹介した楡木駅に似ています。


02.5.5 栃木県 合戦場

正面右寄りから見た駅舎。

02.5.5 栃木県 合戦場

ホーム側です。
日光線沿線には懐かしい木造駅舎が良く残っていましたが、残念ながら既に解体されてしまいました。


2017年2月4日土曜日

九份の夜景

前回ご紹介した九份の街並み、その景色は夜になった時が一番素晴らしいのは有名です。


17.1.2 九份

やはりここがベストビューです。

17.1.2 九份


17.1.2 九份

四方を眺めることができるという九戸茶館も素晴らしい風景です。

17.1.2 九份

こちらはその九戸茶館の向かい側の風景です。

17.1.2 九份

目抜き通りから少し歩いた場所から見た夜景です。
さて、これから台北に戻るのが大変です。
あれだけの人数の観光客がバス停に詰めかけるので大混乱。
道路も渋滞しているので、バスに乗るのが一苦労です。

17.1.2 松山

ひとつ手前のバス停まで歩いて、かなり待ってようやく乗れたバスで無事台北市内に戻って来ました。

2017年2月1日水曜日

九份へ行ってきました

今や台湾観光の目玉の一つとなっている九份。
建物好きとしては是非行ってみたい場所でした。
その昔の九份は台湾の一寒村に過ぎなかったのが19世紀末、金の採掘が開始されたことに伴って町は栄えました。
九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、狭い路地や石段は日本統治当時に造られたもので、当時の建物が多数残されているそうです。

17.1.2 九份

ツアーで九份を訪れると滞在時間はせいぜい3時間程度で、ゆっくりと散策はできそうにないので、列車とバスで自力にて向かうことにしました。
こちらはバス停を降りてすぐにある展望台からの基隆湾を見下ろす眺めです。


17.1.2 九份

こちらが旧市街への入り口が舊道口。セブンイレブンから広がる通りは基山街といいます。
狭い道路なので観光客でごった返しています。


17.1.2 九份

ただでさえ狭い旧市街の通りはこの状態。
殆ど前に進めません。


17.1.2 九份

メインの通りと交差する階段の路。

17.1.2 九份

そして、見たかった場所に到着です。
この茶藝館の名前は「阿妹茶酒館」といいます。


17.1.2 九份

確かにこれは千と千尋の神隠しの世界ですね。

17.1.2 九份

このあたりの雑然とした中にもある解放感が何とも言えません。


17.1.2 九份

階段の下から見上げた風景です。

17.1.2 九份

360度の展望ができるという九戸茶館です。

17.1.2 九份


17.1.2 九份

通りの真ん中に寝そべるわんこ。
混沌とした中にもゆったりとした空気が流れていました。