全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2017年4月30日日曜日

多満自慢の石川酒造

『多満自慢』というお酒の名前、東京近郊の方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そのお酒を造る醸造元・石川酒造に行ってきました。
石川酒造は江戸時代、当時の福生村(今の・福生市)一帯を仕切る庄屋さんで、農家を営むかたわら、酒造りを始めたそうです。
13代目の当主・石川和吉が酒造りを開始したのは1863のことであったといいます。
そして1888年には、ビールの醸造を開始しているのは意外です。

17.4.28 福生市熊川

こちらが、その石川酒造の建物入り口です。



こちらは外観。
素晴らしい佇まいです。



内部は見学が可能です。
敷地内には玉川上水から引水した川が流れ、この川の水を使って醸造が行われていたようです。



正面右が母屋です。
こちらは有形登録文化財になっています。




外側から見た母屋の庭園です。


江戸末期築の長屋門。



何故かスバル360も展示。



こちらにはビールを醸造した窯が展示されています。



昔の蔵を改造したレストランでは美味しい料理もいただけます。

2017年4月26日水曜日

新・当たり前の風景

毎日見ている当たり前の風景ですが、時として新鮮に映ることがあります。

17.2.2 練馬区 光が丘

光が丘団地です。
無機質で画一化されていますが、陽が傾く頃に見るとちょっと別物に見えたりします。

17.2.2 練馬区 光が丘

冬の黄昏時の風景は寂しいと思う方が多いのでしょうが、個人的に大好きです。

17.2.2 練馬区 光が丘

銀杏の繊細な枝ぶりがこの時間は妙にくっきりと見えます。

2017年4月21日金曜日

みゆきガーデン

千葉県、久留里駅付近で見つけたお店です。
お店はオシャレな筈の花屋さんのようですが、見た目は雑貨屋同然の結構来ている物件です。

10.5.7 千葉県 久留里

建物左側です。


10.5.7 千葉県 久留里

こちらは右側。
戦後のバラックのようなお店です。

10.5.7 千葉県 久留里

建物の裏側です。
裏には祠もありました。
この建物は運よく4面が撮れました。
模型化にはありがたい建物といえるでしょう。


2017年4月15日土曜日

細倉の事務所

細倉鉱山は宮城県栗原市にあった鉱山です。
その麓の細倉地区にはそこで働く人々の住宅から店舗、娯楽施設まで整っていたようです。

98.6.6 宮城県 細倉

こちらはそのような細倉地区の事務所として機能していた建物の名残です。

98.6.6 宮城県 細倉

入り口部分は一段引っ込んで案内カウンターがありました。
冬は積雪もある地域なのでこのような配慮がされたのかも知れません。

98.6.6 宮城県 細倉

モルタルはかなり剥げていますが、味がありますね。

98.6.6 宮城県 細倉

脇には消防の格納庫も残っていました。
模型で残したくなる建物です。

2017年4月11日火曜日

国鉄 酒々井駅

1983年、国鉄時代の酒々井駅です。

83.11.25 千葉県 酒々井

偶然立ち寄って撮った写真ですが、この時代で千葉近郊でこんな駅があったのはビックリです。
1974年には無人化されていたようで、都市近郊の駅にしては比較的早い方でしょう。
1989年には橋上駅舎に建て替え、有人化されたというのは珍しい事例でしょう。

2017年4月8日土曜日

栗駒の病院

宮城県栗駒市内の細い街道沿いで見つけた味のある病院建築です。

95.3.26 宮城県 栗駒


間口の広めの洋風意匠の正面です。
一見、公民館のようにも見えますが、病院の右書きの文字を見ると昔から病院だったのでしょう。

95.3.26 宮城県 栗駒

既に診察はしていないようで、枯れた雰囲気でしたが良い建物に出会ったと思える病院建築でした。

2017年4月3日月曜日

上野の同潤会アパート

同潤会アパートといえば表参道や代官山のものが有名ですが、上野の近くにも規模は小さめですが存在していました。

05.4.2 台東区 上野

道路側からの外観です。
一階部分には店舗が入っています。

05.4.2 台東区 上野

横に回ってみたところです。
奥行き方向には長く、かなりの規模であったことがわかります。

05.4.2 台東区 上野

街灯も渋いです。