全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2014年9月27日土曜日

源ヶ橋温泉

銭湯には地域の個性が現われます。
東京の銭湯は社寺風建築ですが、関西ではその外観は様々です。
銭湯の名前も東京は『~湯』ですが、大阪では『~温泉』となっています。
その大阪の銭湯の中で是非とも見たい銭湯が生野にありました。

14.9.19 大阪府 寺田町

目的の建物には環状線の寺田町で下車。

14.9.19 大阪府 寺田町

こんな街中を徒歩15分。

14.9.19 大阪府 生野

商店街の脇に入る路地の奥に目的の建物がありました。

14.9.19 大阪府 生野

源ヶ橋温泉です。
建物は昭和12年(1937年)の建築の木造2階建てで、大阪らしいケバさを伴った外観・内装とも昭和モダニズムの面影を残す貴重な建造物となっています。


14.9.19 大阪府 生野

建物の上部にはライトアップされた女神像があります。
この女神像は近年の小細工ではなく、完成当初から「入浴」と「ニューヨーク」をかけて温泉マークを持った自由の女神像を飾ったという歴史のあるものなのだそうです。

14.9.19 大阪府 生野

入口の内側もデザインが凝ったものとなっています。





こちらの銭湯は国土の歴史的景観に寄与するものとして、1998年に銭湯としては初の国の登録有形文化財となっています。

14.9.19 大阪府 生野

静かな大阪の街並みの夜が更けていきました。

2 件のコメント:

  1. 面白いです。
    日が暮れてからの探訪は、初めての者にはチョットの雰囲気ですね。
    昼間の写真と、女神像のアップが見たい。

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  2. い さん
    こちらに到達する前に暗くなってしまいました。
    またいつかの機会で明るい時の姿を見たいです。

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