早稲田といえばかつては下宿屋の町でした。
昭和30年代から40年代にかけては、40~50軒の下宿屋があったそうですが、時代も変わり下宿屋は衰退の一途を辿り今も残っているのはほんの数軒になっているそうです。
こちらの日本館はそんな中でも数少ない生き残りの下宿屋さんです。
明治通りから少し路地に入った新宿区高田馬場に存在します。
こちらの下宿は男子専用で賄いつきの下宿です。
東大近くの本郷館と並び、代表的な古い学生向け下宿とされています。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
交差点の角に建つ日本館は昭和11年に建てられた洋館風の建物です。
戦災にも耐え、既に70年以上経った今も早稲田の学生たちを受け入れる下宿屋さんです。
部屋は、主に4畳半+床の間・押入れ付き(ネット情報)で24室あって、池のある中庭が建物内側にはあるそうです。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
玄関部分を少し上から見ると洒落た屋根が見えてきます。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
こちらは玄関部分のアップです。
建築当初は相当話題の下宿屋さんだったのではないでしょうか?
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
建物規模はそれなりの大きさです。
こちらは建物裏側の雰囲気です。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
日本館からちょっとだけ高田馬場方向に歩くと現れるのがこちら冨士見荘。
こちらも由緒正しき下宿屋さんです。
玄関入口部分に藤棚があります。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
日本館よりは新しそうですが、年季はしっかり入っています。
今時でも木の窓枠がかなりな部分で維持されています。
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13.10.22 新宿区高田馬場 |
建物裏側の表情です。