全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2012年8月31日金曜日

増毛の街並み 2

増毛の駅前の商店と向かい合って建っているのは日通事務所です。

90.1.4 北海道 増毛
日通事務所外観です。
しっかり日通カラーです。

90.1.4 北海道 増毛
左側側面。

90.1.4 北海道 増毛
事務所右側の脇道側には倉庫が建っていました。

90.1.4 北海道 増毛
倉庫の壁の丸通マーク。
錆び具合とか良い感じです。

90.1.4 北海道 増毛

倉庫の右側の事務所。
由緒ありげな建物です。

90.1.4 北海道 増毛
その事務所の玄関周りです。

90.1.4 北海道 増毛
日通の倉庫から駅前方向を見た感じです。
画面の左側に増毛駅舎があります。


2012年8月30日木曜日

増毛の街並み 1

夏休み最後の土日も終了・・・
いよいよ暑い夏も終了・・・と言いたいところですが、毎日34度の猛暑にへこたれそうなChitetsuであります。
ということで、見るだけでも涼しそうな冬の北海道の画像で涼をとりたいと思います。

留萌本線の終点増毛には1990年の年末年始にトマムにスキーに行った帰りがけに寄りました。
増毛の駅を降りるといきなり現れるのがこの木造三階建ての駅前旅館「富田屋」さんです。

90.1.4 北海道 増毛
駅前の旅館と隣接して駅前通りに建っているのは、いかにも北海道らしいデザインの雑貨屋さんでした。

90.1.4 北海道 増毛
朝日を浴びて、実にいい感じの二件の建物です。

90.1.4 北海道 増毛
駅前雑貨屋さんのアップです。
扉も看板もなかなか涙ものです。

90.1.4 北海道 増毛
こんな看板もついています。

90.1.4 北海道 増毛
駅前通りにはもう一軒、旅館「増毛館」さんがありました。
こちらは洋風モルタル二階建て建物です。


2012年8月29日水曜日

武雄温泉

嬉野温泉訪問に引き続いて武雄温泉にバスで再び移動しました。
こちらには和風と言うよりは中華風とも言える共同浴場がありました。
温泉街のシンボルこの楼門で、1914築だそうです。この門を入ると、資料館である武雄温泉新があり、この楼門と武雄温泉新館は地元佐賀出身で東京駅などを設計した有名な辰野金吾の設計になるもので、2005年に国の重要文化財に指定されています(武雄市観光協会HP)。
95.7.14 佐賀県 武雄
竜宮城のような楼門です。
この門を潜ると・・・

95.7.14 佐賀県 武雄
こちらが武雄温泉新館です。
新館は1973年までは共同浴場であったそうですが、訪問時は既にその役割は終えて、かなりくたびれた外観になっていました
その後の2003年にこの新館は復原されて、楼門とともに2005年に重要文化財に指定されたそうです。今の姿をネットで見ると美しく整備されています。
95.7.14 佐賀県 武雄
建物右側面です。
建物の裏から温泉の湯気が立ち上っています。

95.7.14 佐賀県 武雄
正面上部のアップです。
温泉マークがしっかりついていますね。

95.7.14 佐賀県 武雄
窓部分のアップです。
窓枠も凝っています。

95.7.14 佐賀県 武雄
武雄の街並みから気になった建物をいくつかアップします。
こちらはモルタル造の商店。

95.7.14 佐賀県 武雄
お店を改造したと思われるガレージ。

95.7.14 佐賀県 武雄
洋風の凝ったデザインのお菓子屋さん。
残念ながら一階は原形を留めぬ姿になっていました。

2012年8月28日火曜日

嬉野温泉

嬉野温泉には洋風の公衆浴場があるのを何かの雑誌で見ており、逆に純和風の公衆浴場のある武雄温泉と合わせて見ておきたかった建築でした。
1995年夏、家族でハウステンボスに行った帰りにバスを乗り継いで二つの温泉を訪ねました。
その前編、嬉野温泉です。

彼杵駅 95.7.14 佐賀県 彼杵
嬉野温泉には彼杵駅からJRのバスで向かいました。
彼杵駅舎も木造駅舎で、綺麗に改修がされていました。

95.7.14 佐賀県 嬉野
バスに揺られること30分ぐらいだったでしょうか、嬉野温泉に到着しました。
こちらが見てみたかった嬉野温泉の公衆浴場です。大正時代にドイツ人の設計で建築された洋風の公衆浴場です。残念ながら2005年に老朽化と地震の影響で取り壊されて、その後新たに「シーボルトの湯」としてこのデザインを活かして再建されたそうです。


95.7.14 佐賀県 嬉野
嬉野温泉共同浴場、全景です。

95.7.14 佐賀県 嬉野
川のほとりに建っている、別の旅館です。

95.7.14 佐賀県 嬉野
対岸から見た公衆浴場側面。
95.7.14 佐賀県 嬉野
手前に写っている年代物の下路橋も味わい深いです。
奥に木造旅館が写りこんでいるのもGOODです。

95.7.14 佐賀県 嬉野
町内にあった民家。
この後、家族サービスでテーマパーク「肥前夢街道」に行きました。
こちらは江戸時代をテーマにした建物が並んでいました。

四万十川沿いの郵便局

四万十川の清流と沈下橋は有名ですね。
いつかは行きたい場所の一つであったこの四万十川流域ですが、如何にせん東京からは遠く、高知まで行ってもそこからも結構な時間がかかり、中々行く機会に恵まれませんでした。
そして2007年秋、ようやく行く機会ができました。
折角なので川にかかる沈下橋を一通り制覇しようと企画しました。

07.9.23 高知県 四万十町大正
様々な沈下橋を見る、楽しい一日となりました。
沈下橋の話はまた別の機会にまとめるとして、その途中で出会った元郵便局をご紹介します。

07.9.23 高知県 四万十町大正
国道から少し外れた旧道と思しきところはちょっと取り残されたような集落になっていました。

07.9.23 高知県 四万十町大正
そこにあったのは元郵便局舎と思われる洋風建築です。
病院だったと言われればそんな気もする建物です。
両者は結構似ていることがあります。

07.9.23 高知県 四万十町大正
建物正面です。
手前の塀が独特のデザインです。

07.9.23 高知県 四万十町大正
建物右面です。

07.9.23 高知県 四万十町大正
旧道を四万十川方向に眺める。
気持ちいの良い秋の四万十でした。


2012年8月27日月曜日

成増の通運事務所

東武東上線の成増駅にちょっと気になる通運事務所があります。
こんな近いところにそれなりの面白い建物があったことに気づきませんでした。
しかも電車からしっかり見えるのに・・・。

96.5.6 東京都 成増
左側です。
線路側から見えるその通運事務所。
色は当然日通カラーです。

96.5.6 東京都 成増
こちらは右側です。



96.5.6 東京都 成増
こちらが道路側。
複雑な形をしています。

現在もこの建物は健在ですが、かなり手が入って残念ながら雰囲気は崩れてしまっています。



2012年8月26日日曜日

島原の「理髪館」

島原市内にある大正時代に建てられた理容室、その名もズバリ、「理髪館」です。
洋風の見た目は随分と洒落た理容室だったのではないでしょうか。

07.10.8 長崎県 島原
理髪館、左側面です。
現在は「工房モモ」という喫茶店になっています。
中も当時の雰囲気を残しているそうです。

07.10.8 長崎県 島原
理髪館、右側面です。

07.10.8 長崎県 島原
正面からの眺めです。
文字が右書きなのも時代を感じさせます。

高野口の葛城館

和歌山線に乗っていたとき偶然見つけた木造三階建ての駅前旅館。
その時は電車の窓から一枚撮っただけで、気になる存在のまま20年近くの時間が経ってしまいました。
2007.9.5 和歌山県 高野口
2007年秋、和歌山に用事が出来た時に敢えて橋本に宿泊、再会を実現しました。
そうは言っても時間的余裕はなく、食事前の早起き散歩になりました。
南海電車で夜に橋本に入ったので、高野口の旅館が健在なのかはわかりませんでしたので行き当たりばったりの訪問となりました。
幸い、その木造三階建ての駅前旅館は美しい姿で今なお現役でした。

2007.9.5 和歌山県 高野口
建物正面上部のアップです。
唐破風の屋根が威厳を感じさせます。
昔日は高野山への最短経路の下車駅の駅前旅館として栄えたことでしょう。

2007.9.5 和歌山県 高野口
高野口の駅は坂の上に位置しています。
こちらは左側面です。

2007.9.5 和歌山県 高野口
後ろ側に回ってみました。
いろいろな家が建て込んで真後ろには回れませんでした。
右手が高野口駅舎です。

高野口駅 2007.9.5 和歌山県 高野口
こちらは和歌山線高野口駅舎です。
こちらも立派な建築です。

2007.9.5 和歌山県 高野口


ホームから見た駅舎。
想像以上の美しい姿での再会に気持ちの良い朝の散歩ができました。




<リニューアル>三波簡易郵便局と能登の冬景色

郵政民営化の時のCMでいきなり緑色をした木造の郵便局が出てきました。
どこかで見た気がする・・・少し間があってから能登半島を一周した時に見たことのある、三波の郵便局に違いないとネガをひっくり返したことがありました。
その後ポスターになったのを見て、やっぱり間違いありませんでした。

91.2.10 石川県 波並
三波郵便局は道路を挟んで海に面した実に良いロケーションに位置しています。

91.2.10 石川県 波並
右側面です。
雨模様のため2カットを撮ったに留まってしまったのが惜しまれます。

91.2.10 石川県 波並
カラー画像です。
91.2.10 石川県 波並



「三波簡易郵便局」で画像検索すると素晴らしい画像がたくさん見られますので、興味のある方はそちらをご参照下さい。

91.2.10 のと鉄道 波並ー藤波
この郵便局があるあたりの街並みです。
海に沿って今は無きのと鉄道が走っていました。



91.2.10 石川県 泊
半島を半周して泊まで来ました。
海沿いの集落にぽつんとあるバス待合所です。
冬の海からの風を緩和させるためのしつらえが見えます。

91.2.10 石川県 輪島市 白米
有名な千枚田も見ました。
2月なので誰もいない中、海からの風が吹き付けます。
冬に見ると大変に寂しさを感じさせる光景に思えました。