前回ご紹介した足利の街、2005年にも行っています。
16年前の足利の様子をご覧ください。
05.9.16 栃木県 足利 |
JR両毛線の足利駅です。
古い建物や街並みを見て歩くのが好きです。それもどちらかというと有名な建物よりも街中どこにでもあったようなB級建築やB級の街並みを見て歩くほうが好きです。そんな何気ない建物たちの何気ない記録です。
お友達が見に行ったという足利の『劇場通り』の雰囲気がとても現代のものとは思えず、先日そのお友達と行ってきました。
21.9.10 栃木県 足利 |
その気になった場所が、これです。
何とも言えない場末感、そして昭和感を醸し出しています。
映画comより |
この映画館は既に廃業して久しいのですが、何故か今なおそのまま残されています。そして、閉館後に映画のロケにも使われているのですね。その経緯を映画.comから抜粋します。
[映画.com ニュース] 綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演するラブストーリー「今夜、ロマンス劇場で」の撮影が5月下旬、栃木の旧映画館・足利東映プラザで行われた。物語の舞台となる1960年代のクラシカルな映画館「ロマンス劇場」に生まれ変わった同施設には、メガホンをとった武内英樹監督率いるスタッフたちのこだわりが細部にまで反映されていた。有楽館の名称で運営していた映画館を建て替え、77年に開館、その後惜しまれながらも99年に閉館した足利東映プラザ。外には「劇場通り」と書かれた映画館時代のアーケードが残されており、劇場の壁を覆うツタ、各所に見受けられるサビが“映画が娯楽の王様”だった頃の古き良き時代を感じさせる。映画監督を夢見る青年・健司(坂口)の前に、長年あこがれ続けてきたスクリーンの中のお姫様・美雪(綾瀬)が現れ、次第に惹かれていくというオリジナルストーリーを企画した稲葉直人氏は「当初イメージしていたのは『ニュー・シネマ・パラダイス』に登場するような映画館でしたが、そこにこの映画ならではのアイデアが次々と加わっていきました」と話し、物語の核となる「ロマンス劇場」に数々の意匠を凝らした。