全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2015年3月30日月曜日

練馬のレトロなお店

自宅近くの練馬の飲食街に懐かしいお店がありました。

11.2.1 練馬区 練馬

古風な空き家を回想して居酒屋さんとして開業したみたいです。
この種の建物にありがちな看板べたべたモードではありますが、良くまとまっている部類ではないでしょうか。

11.2.1 練馬区 練馬

お店入口も良い雰囲気を出しています。

11.2.1 練馬区 練馬

一回入ってみようと思っているうちに閉店してしまいました。

2015年3月28日土曜日

甲子園口から甲子園へ

前回、甲子園口駅を紹介しました。
その後、甲子園口駅から甲子園に向かって散策をしました。

90.8.4 兵庫県 甲子園口

その道すがらにはこんな優雅な街並みがありました。
道路の中央に川が流れる風情はなかなかなものです。


90.8.4 兵庫県 甲子園口

こんな細い道をバスがやって来ました。

90.8.4 兵庫県 甲子園

沿道にはこんな立派な洋館が並んでいます。

90.8.4 兵庫県 甲子園


モダンな印象の建物玄関です。


90.8.4 兵庫県 甲子園

ライトの建築で有名な甲子園ホテルは改修中でした。

2015年3月24日火曜日

甲子園口駅とタクシー営業所

90年8月、神戸市内や甲子園周辺を散策しました。
目的は洋館巡りでしたが、その下車駅の甲子園口の駅前にはまだ懐かしい風景が残っていました。

90.8.4 兵庫県 甲子園口

こちらはJR甲子園口駅舎。
駅舎は小振りなものでした。
背景に写るホーム上屋も味わいがあります。


90.8.4 兵庫県 甲子園口

こちらは駅前にあったタクシー営業所。


90.8.4 兵庫県 甲子園口

裏側。
木造モルタルの安っぽいと言ってしまえばそれまでの建物ではありますが、駅風景には良く似合っていました。



2015年3月20日金曜日

屋島ケーブル 屋島山上駅

以前から見てみたい駅舎の一つに屋島ケーブルの屋島山上駅がありました。
紹介されている画像を見ると、その駅舎は昭和初期のモダニズム建築は見どころいっぱい!
廃止になった以上この先どうなるか予断を許さない気もするので、早めに一目見ておきたかった駅舎でした。

しかしながら、屋島ケーブルは既に廃止になっており、山上の駅舎のためアクセス方法もわからずに先送りしていました。
今回、高松への所用ができたためその目的を今回こそ叶えることとしました。

現在、唯一の公共交通機関は屋島山上へのシャトルバス。
この最終便で屋島山上へと向かいました。
屋島寺そばの山上のバス停に到着すると、それらしい雰囲気が無いどころか案内地図からも完全に抹殺されています。
グルグルマップで検索すると、何と!ケーブルの屋島山上駅とバスの屋島山上バス停は何と1キロ近く離れていたのです!
これじゃ、現役時代もアクセスは不便だったことでしょうね〜。
廃墟旅館などを横目に人っ子一人居ない道を小走りで屋島山上駅舎へ向かいました。

15.3.15 屋島山上

そして、見れました!
屋島山上駅舎!
駅前風景自体がタイムカプセル状態で時間が封印されているようです。

15.3.15 香川県 屋島山上

素晴らしいデザインですが、靄のかかった夕方見るとおばけ屋敷にも見えてきます。

15.3.15 香川県 屋島山上

昭和初期のモダニズムが随所に散りばめられており、素晴らしい建築と思います。

15.3.15 香川県 屋島山上

やはり、この駅舎を見れたのは感動です!

15.3.15 香川県 屋島山上

左側からの外観です。


15.3.15 香川県 屋島山上

正面左手にある便所。
同じデザインで建てられています。


15.3.15 香川県 屋島山上

正面玄関の持ち送り部分も凝ったデザインです。

15.3.15 香川県 屋島山上

15.3.15 香川県 屋島山上

左手搭屋部分も縦方向の直線的デザインがなされています。

15.3.15 香川県 屋島山上

左手部分を裏側に回り込みます。
こちらも抜かりがありません。

15.3.15 香川県 屋島山上

こちらはホームの様子です。

15.3.15 香川県 屋島山上

ホームから駅舎を見上げた様子です。

2015年3月19日木曜日

比留間歯科医院

JR上野駅からほど近いところにある懐かしい洋館の病院です。


08.2.13 台東区 上野

病院の外観です。

昭和初期の昭和4年に建てられ、今も現役の歯科医院です。
設計は比留間氏自身の設計と言われ、木造2階建て洋館です。


08.2.13 台東区 上野

画面左手の理容店もなかなかの建物です。


2015年3月15日日曜日

三厩にて

三厩は本州で列車がやって来る最北端の終着駅です。
そんな三厩の街は独特の雰囲気を持っていました。

88.7.30 青森県 三厩

三厩駅手前の鉄橋にて。
奥に陸奥湾が見渡せます。


88.7.30 青森県 三厩

三厩駅前では青森市営の故障バスが龍飛岬までご案内待ち。

88.7.30 青森県 三厩

こちらは、三厩村役場。
何ともうら寂しい雰囲気の役場建物です。

88.7.30 青森県 三厩

役場前の目抜き通りの雰囲気です。


88.7.30 青森県 三厩

役場前の通りにはいかにもな北東北の建物が並んでいました。

88.7.30 青森県 三厩

こんな凝った建物もありました。
88.7.30 青森県 三厩

同建物の正面。

88.7.30 青森県 三厩

建物左側です。


88.7.30 青森県 三厩

青函トンネルも見に行ってきました。
ここにももうじき新幹線が走ることになります。

88.7.30 青森県 三厩

懐かしい看板です。

88.7.30 青森県 蟹田


88.7.30 青森県 蟹田

今は無くなった陸奥湾のまさかり部分を繋いでいたフェリー。


2015年3月11日水曜日

気仙沼の街並み

本日は東日本の震災から4年目になりますね。
そこで、本日は気仙沼の街並みを回想します。

87.11.15 宮城県 気仙沼

漁船がにぎやかな気仙沼港。
演歌の歌詞が思い出される賑わいでした。

87.11.15 宮城県 気仙沼

港に沿って並ぶ商店群。
東京の看板建築にも似た建物がカーブした道路に沿って並んでいるのが印象的でした。


87.11.15 宮城県 気仙沼

その中でもひときわ目立ったのはこの建物。
正に神田に建っている看板建築そのものです。

87.11.15 宮城県 気仙沼

こちらは市内にあった3階建ての商店建築。

87.11.15 宮城県 気仙沼

角を切ったこの建物も印象的でした。

87.11.15 宮城県 気仙沼

こちらは市内の通りです。


2015年3月9日月曜日

京島の松栄堂模型店

<訂正いたします>

私が原模型店と思って紹介した線路脇の模型店は松栄堂という模型店で、原模型店とはべつのお店だそうです。
訂正して、お詫びいたします。


映画の舞台にもなった曳舟の模型店(こちらをどうぞ⇒http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2015-01-06)。
昔はどこにでもあったような模型屋さんでしたが、2000年代には貴重になっていました。

03.6.7 墨田区 京島

お店の外観です。
今となっては貴重な雰囲気の模型店でした。
電車の踏切脇という立地も泣かせます。

03.6.7 墨田区 京島

反対側から撮るとこんな感じで京成電車とツーショットが撮れました。


03.6.7 墨田区 京島

線路脇はこんな感じで奥につながっていました。
その後、この模型店は閉店してしまいました。
模型屋さんも量販店でないとやっていけない時代になったのですね。

2015年3月7日土曜日

巣鴨のもみじ湯

東京独特の建築様式を持つ銭湯。
一時興味を持ってあちらこちらの銭湯を見に行っていた時代がありました。
本日はその中から巣鴨にあったもみじ湯をご紹介します。

88.10.22 豊島区 巣鴨

銭湯入り口欄間の造作も凝っています。

88.10.22 豊島区 巣鴨

入り口部分の様子です。
自販機が目につきますが、良く原形を留めています。


88.10.22 豊島区 巣鴨

全体の外観です。




2015年3月4日水曜日

根府川郵便局と根府川駅

東海道線も小田原を過ぎると風景が一変します。
そして、駅舎も懐かしいものが残っています。
本日はそんな中から、根府川駅と駅前にある郵便局をご紹介します。


94.11.27 神奈川県 根府川

駅前にある根府川郵便局。
郵便局で商店のような大きな看板があるのは珍しいですね。

94.11.27 神奈川県 根府川

急カーブの坂道の途中に郵便局は位置しています。
『ブレーキ』の看板は過去に車に突っ込まれたことがあったのでしょうか?

94.11.27 神奈川県 根府川

こちらが根府川駅。
94.11.27 神奈川県 根府川

木造洋風の味わいのある駅舎です。
しかし、この根府川駅には悲しい歴史があります。
それは、関東大震災により地すべり(土石流ともいわれる)が発生し、当駅に進入中の真鶴行き下り列車(8両編成、乗客約150名)が客車2両を残して駅舎、ホームもろとも海中に没するという大事故がはっせいしています。
その時には列車に乗車していた乗客のうちの約110名とホームに居た20数名の計約130名が亡くなっています。
駅構内に残ったのは車止め一つだけだった[ウィキペディアより]。

この駅舎はその翌年2代目駅舎として再建されたものです。
旧駅舎は開通から2年しか存在しないことになります。

84.1.15 神奈川県 根府川

こちらが駅舎全景です。

88.12.26 根府川

駅のホームは駅舎から一段下にあります。
駅舎付近からは相模湾が見渡せます。
この跨線橋も2年しか存在しなかった旧跨線橋の跡を継いだ2代目です。