全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2018年12月31日月曜日

良い年をお迎えください。

早いもので、大晦日です。
今年はこれまで以上に更新頻度が落ちてしまいまい、これまでで最低になってしまいました。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
来年はもう少し更新頻度を上げていきたいと思います。




それでは、良い年をお迎えください。

2018年12月29日土曜日

和平飯店の冬

昨年の12月、出張で上海に行きました。
その夜に向かったのは、外灘の和平飯店です。

17.12.13 上海 外灘

30年前に来たことはありますが、今回は目的をもっての再訪問です。

17.12.13 上海 外灘

和平飯店に入ります。
上海、外灘でも一番老舗的ホテル、内装も素晴らしいものがあります。

17.12.13 上海 和平飯店

ロビーには立派なクリスマスツリーが。
ここは雑踏の中国とは別世界でした。



そして、以前から気になっていたここの有名なジャズバーへ。






素晴らしい時間を過ごせました。

2018年12月24日月曜日

引田の郵便局

引田は香川県のはずれ、徳島県にも近いにある街です。

00.5.14 香川県 引田
その古い街の中に忽然と経っている感じの洋館があります。
こちらがその建物。
郵便局建築です。

00.5.14 香川県 引田

郵便局としては昭和53年で引退しています。
現在は街並み保存会が休憩所としての活用を模索して「カフェ・ヌーベルポスト」として利用されているとのことです。

2018年12月17日月曜日

上海の旧市街

出張の折に上海の旧市街を一寸散策しました。

17.12.10 上海

旧市街の道路の多くがこのような感じで、街路樹がアジアを感じさせます。

17.12.10 上海
 通り沿いには古い洋館が多く残っています。

17.12.10 上海

このような立派な建物が今もレストランとして営業をしています。


17.12.10 上海

1937と書かれた洋館。


17.12.10 上海

僅かな時間でしたが、古い上海の雰囲気を感じられた散策でありました。

2018年12月13日木曜日

岩手銀行本店

岩手銀行の旧本店は立派な姿で今も盛岡の町に健在です。
現・岩手銀行赤レンガ館は、1911(明治44)年に盛岡銀行の本店行舎として落成し、1936(昭和11)年にのちの岩手銀行がこの建物を譲り受けて本店として機能していました。

98.2.5 岩手県 盛岡

銀行外観です。
2012年まで岩手銀行中ノ橋支店として現役でしたが、今は赤レンガ館となっています。

87.5.4 岩手県 盛岡

こちらは1987年当時の建物外観です。

98.2.5 岩手県 盛岡

少し横から見ます。
辰野金吾の設計らしいデザインです。

87.5.4 岩手県 盛岡

こちらは1987年当時の姿を街並みと一緒に撮ったものです。

87.5.4 岩手県 盛岡

こちらは反対側から。

88.6.5 岩手県 盛岡

こちらは川の方から撮った姿です。

98.2.5 岩手県 盛岡

内部の様子はこんな感じです。

98.2.5 岩手県 盛岡

2018年12月6日木曜日

東武佐野線 多田駅

東武鉄道佐野線の多田駅です。
大手私鉄の駅舎とは思えない、田舎の垢抜けしない駅舎でした。
2回に分けて駅舎を一周撮影しましたので、その画像をどうぞ。


03.2.20 栃木県 多田

駅舎外観です。
駅前は未舗装でした。

03.2.20 栃木県 多田

駅舎左手から。
こちら側には休憩所があります。

03.2.20 栃木県 多田

駅舎正面です。
寄棟屋根が分厚く、屋根が主張するデザインです。

03.2.20 栃木県 多田

駅舎右手です。
駅舎の差し掛け屋根が、駐輪場代用と化しています。

02.8.22 栃木県 多田

駅舎ホーム側です。
屋根が差し掛けを兼ねています。

02.8.22 栃木県 多田

これで、一周しました。

今はつまらない箱型の駅舎に建て替わっています。

2018年12月1日土曜日

御来屋駅

御来屋(みくりや)駅舎は、1902(明治35年)の官設鉄道開業時以来のものを今も使用している、山陰では最古の駅です。


06.4.18 鳥取県 御来屋(以下同様)

駅舎は2002年に山陰鉄道発祥100周年を記念して駅舎の整備が行われました
改修を受けて美しい姿です。



駅舎右側です。



こちらは駅舎左側。



ホーム側です。



改札口廻りです。



駅待合室も美しく復元されています。



ついでに駅のはずれから列車を撮ってみました。


2018年11月26日月曜日

土手の伊勢屋

土手の伊勢屋は明治22年創業の老舗天ぷら屋で、今も盛業中です。


96.8.16 台東区 日本堤
 現在の建物は関東大震災で焼失後の二代目の建物で、昭和2年築だそうです。
登録有形文化財に指定されています。

96.8.16 台東区 日本堤

お店の裏側は打って変わって庶民的。
長屋のようにさえ見えます。


96.8.16 台東区 日本堤

近所にあった蕎麦屋。
こちらも年季が入っています。

2018年11月23日金曜日

ポーツマドッグの風景

今春訪れたウェールズで美しい風景に出会いました。

18.5.7 Porthmadog

場所はウェールズの端っこの方のポーツマドッグという場所です。

18.5.7 Porthmadog

ヨットハーバーを挟んで家々が幾重にも重なって建っている風景は、これまでに見たことのない風景です。
そこに朝日がさして、一層その印象を際立てます。

18.5.7 Porthmadog

こちらは上の写真のばしょを振り向いたところです。
ナローゲージの鉄道の始発駅とクラッシックな車が同居しています。

18.5.9 Porthmadog
 2日後、対岸の街並みを散歩しました。
美しい以外言葉がありません。

18.5.9 Porthmadog

まさに、カレンダーのような風景でした。

2018年11月20日火曜日

廿世紀浴場

東京の銭湯は唐破風の社寺風の浴場が圧倒的でしたが、洋風のユニークな銭湯が台東区にありました。
その浴場は昭和4年建築の銭湯で、洋風デザイン、スクラッチタイルを多用した建築で、「アールデコ銭湯」と紹介されていたりしました。

96.8.16 台東区 日本堤

こちらがその外観です。
下町の和風建築が建ち並ぶエリアでは異彩を放っていたと思われます。
細部まで拘った意匠がいっぱいでした。


96.8.16 台東区 日本堤

特徴的な外観ですが、内部の構造は一般的銭湯に近かったそうです。
2007年の大晦日をもって廃業、現在は解体されて存在しないそうです。

2018年11月12日月曜日

はまや旅館

駅前旅館というのは全国どこへ行ってもあるものですが、今や昔ながらの駅前旅館というのは非常に減少しています。

18.11.3 福島県 野沢

磐越西線各駅には昔からの無人駅以外は大抵駅前旅館がありましたが、その数は徐々に減っています。

18.11.3 福島県 野沢

そのなかでも昔ながらのスタイルで盛業中なのが野沢駅前のはまや旅館です。

18.11.3 福島県 野沢
 夕暮れ時の看板も印象的です。

18.11.4 福島県 野沢

外観はこのような感じです。
磐越西線開通に合わせて開業された当時の建物を維持されています。

18.11.4 福島県 野沢

以前は食堂も営業されていたそうですが、今はやっていません。

18.11.3 福島県 野沢

客室は2階にあります。
階段は少し斜めになっていて、年季を感じます。


18.11.3 福島県 野沢

 おいしい夕食。
嬉しい田舎料理の数々が振舞われます。