全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2013年10月29日火曜日

須崎の三浦家

高知県は須崎で見つけた蔵造りの建物です。
木造2階建ての本館は、壁を漆喰で塗り固めた重厚な外観を備えており、大正5年(1916年)の
建造といわれております。
江戸時代末期から昭和まで続いた有力商家である三浦家が建てたもので、海運や植林、水産業などを幅広く営んだ同家の事務所として使われていました。

07.9.23 高知県 須崎
建物外観です。
手前の神社も良くマッチしています。

07.9.23 高知県 須崎
もう少し近づいてのショット。
独特の外観です。

07.9.24 高知県 須崎
2010年からは、まちかどギャラリーとして活用されているそうです。

2013年10月26日土曜日

金木の商店

青森県の金木は太宰のふるさとで有名ですが、その郊外で見つけたちょっと洋風なお店です。

97.5 青森県 金木
左側面です。
一階部分は和風、二階部分は洋風の意匠です。
函館の建物が船で海から見た時の見栄えを良くするために二階部分を洋風にしたという経緯があるそうですが、これも遠方から見た見栄えを気にしたのでしょうか?

既に建物は使われなくなって結構な年数が経っているどころか、目の前の道路さえ廃道になっていました。

97.5 青森県 金木
正面です。
二階部分が洋風の開き窓になっています。

97.5 青森県 金木
左側面アップです。

97.5 青森県 金木
右側面です。

津軽鉄道 嘉瀬駅 97.5 青森県 金木
近くを走る津軽鉄道の駅。

2013年10月23日水曜日

家山の杉田屋旅館

先日、静岡県は大井川沿いの街、家山で泊まった懐かしい旅館のご紹介です。

13.10.13 静岡県 家山

旅館の外観。
年季の入った建物で、創業以来のものだそうです。
旅館の立地は家山駅からは徒歩約五分、街が山にぶつかる辺りの川沿いにあります。
右手には大井川鐵道の線路、さらに右手には大井川が流れています。

13.10.13 静岡県 家山

創業は明治25年だそうです。
創業時は鉄道もなく、大井川の海運が交通の中心でした。
その為、昔の船着場の目の前に立地しており、駅のそばでは無いのも頷けます。

13.10.13 静岡県 家山

玄関の夜景。

13.10.13 静岡県 家山

玄関の引き戸を開けるとこんな懐かしい風景が。

13.10.14 静岡県 家山

客室は二階です。
急な階段を登って案内されます。

13.10.14 静岡県 家山

案内された客室はこんな感じです。
右手の窓からは線路越しに大井川の流れが一望できます。

13.10.13 静岡県 家山

其々の客室を仕切るのは障子。
鍵もなく、昔ながらのファシリティです。

13.10.13 静岡県 家山

客室からはこんな写真が撮れます。

13.10.13 静岡県 家山
こちらはボリューム満点の夕食。

13.10.14 静岡県 家山

朝食もそれなりのボリュームです。

2013年10月20日日曜日

家山の秋祭り

静岡県の大井川沿いの家山で偶然見かけた秋祭り。

13.10.13 静岡県 家山
大井川鐵道家山駅前で見かけた地元の秋祭りのパフォーマンスです。

13.10.13 静岡県 家山

山車も出ています。

13.10.13 静岡県 家山
駅舎から見た駅前風景とお祭りの風景。


13.10.13 静岡県 家山

町内を回る山車。

13.10.13 静岡県 家山
懐かしい秋祭りを体験できました。

2013年10月18日金曜日

蔵造りの建物

小布施の賑やかな街道沿いから離れた通りには良い味を出した建物が並んでいます。
前回の茅葺き屋根改造の建物の近くで発見した蔵造りの建物です。

07.12.8 長野県 小布施
重厚な外観。

07.12.8 長野県 小布施

手前の建物の差し掛け部分の柱は更新したばかりなのでしょうか。

07.12.8 長野県 小布施
すぐ近くにあった建物。
こちらも良い雰囲気です。


2013年10月15日火曜日

初冬の夜間瀬

夜間瀬(よませ)は長野県の湯田中にほど近い場所にある、静かな村落です。

07.12.8 長野県 夜間瀬

そろそろ山の雪が根雪になり始めた12月のある朝の撮影です。

07.12.8 長野県 夜間瀬

上記写真で写っている農家。

07.12.8 長野県 夜間瀬
寒くて長い冬の始まりです。

2013年10月10日木曜日

栗橋の街並み

栗橋は利根川を背にした古い町並みが残っていました。

91.3.16 埼玉県 栗橋

栗橋の街並みです。
手前に写っている1964年式ビートルは当時の私の愛車です。
この車で東北から信州まで色々なところに行きました。

91.3.16 埼玉県 栗橋

関東に良く見掛ける、出桁造りの商家です。

91.3.16 埼玉県 栗橋

こちらも同じです。

91.3.16 埼玉県 栗橋
こちらは蔵造り近い商家。

91.3.16 埼玉県 栗橋

薬屋さん。
「薬」、「漢方薬」~
昔の薬局はこのような漢字大書きの看板が良く見られました。

91.3.16 埼玉県 栗橋

こちらは安っぽい雑貨屋さん。
模型化には好適です。

91.3.16 埼玉県 栗橋
右側側面。

91.3.16 埼玉県 栗橋

ちょっと町外れにあった建物。元は役所のような雰囲気です。






2013年10月7日月曜日

藁葺き屋根(だった)のお店

信州は小布施の落ち着いた街並みの中にあった渋いお店です。

07.12.8 長野県 小布施
かなりお疲れモードの店舗入り口付近。
このデザインの日除けは全国区ですね。

07.12.8 長野県 小布施
茅葺屋根であったことが明白な商店外観。
茅葺の葺き替えが難しくなってきた昭和40年代になってから、全国的に上からトタンを葺く工事を売る込む業者が全国を回っていたらしいです。

07.12.8 長野県 小布施
店舗を右側から見る。

07.12.8 長野県 小布施
懐かしい琺瑯看板も残っています。

07.12.8 長野県 小布施
隣の小屋も同意匠。

07.12.8 長野県 小布施
渋い商店のご紹介でした。

2013年10月4日金曜日

境町の病院

群馬県堺町駅近くで発見した洋館の病院建築です。

88.2.20 群馬県 境町
街中に佇む洋風の病院は一昔前の地方都市ではお約束の存在でした。
良く見るとバランスが微妙ですが、かなり頑張って作ったのだろうな、という意気込みは伺えます。