全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2019年12月23日月曜日

東京の看板建築(1)

東京の下町を中心に多く建てられた看板建築についてシリーズでご紹介してゆきたいと思います。
看板建築の由来については既に多くのところで書かれていますので、あえて説明の必要はないかと思います。
ここで紹介するのは関東大震災後に建てられた比較的装飾などに凝った建物を中心にして、戦災以降に建てられた比較的簡易なデザインのものは省きたいと思います。

91.5.17 中央区 築地

 第1回目は築地の看板建築です。
こちらは呉服店です。


91.5.17 築地

こちらは交差点の角にある精肉屋さん。
総三階建ての外観は看板建築の中でも立派な部類でしょう。
こちらは今も盛業中だと思います。

91.5.17 中央区 築地

聖路加病院のそばの角地にある看板建築。


2019年12月16日月曜日

君の名は。のロケ地へ。

映画『君の名は』で主人公瀧くんがバイトをしていたレストランのモデルになったお店に行ってきました。



新宿御苑に面したお洒落な建物の一階にありました。



メニューを掲げる案内もお洒落です。



店内の様子です。
二階にも席があるように見えますが、床板は無くダミーのようです。
贅沢な造りと言えましょう。



新宿御苑に面した窓側はやはり特等席。




運よく公園が見える特等席に案内されました。





昼のランチをゆったりと、美味しくいただきました。

2019年12月3日火曜日

横浜の冬

青森県の下北半島に横浜という街があります。
大湊に向かう折には必ず通る場所ですが、陸奥湾からの風が凄く、冬は厳しい気候の場所です。

97.2.19 青森県 横浜

これは、そのような雪の季節の横浜の風景です。
クルマで走っていると時として前の視界が殆どなくなってしまう上に、路面がミラーバーンになっているので、横風で車が勝手には反対車線に飛ばされることもある、運転する身にとっては冬は走りたくない場所です。

97.2.19 青森県 横浜

北海道のようなマンサード型屋根の倉庫。

97.2.20 青森県 横浜

一夜明けた翌日は珍しく、快晴になりました。

97.2.20 青森県 横浜

大湊線の列車も冬場は強風でしばしば運休になります。
交通機関にとっては厳しい場所です。

2019年11月29日金曜日

大嘗宮へ

大嘗祭が行われた大嘗宮が一般公開されるということで、行ってきました。

19.11.23 東京

公開最初の週末は残念ながら冷たい雨。

19.11.23 宮内庁

そのぶん、行列は少なめで比較的早く入ることが出来ました。
最初にみたのはこちら。



そして歩くこと約1Km。
大嘗宮が見えてきました。



全景が見れる場所というのは意外と少なく、これが精いっぱいでした。




傘の山を潜り抜けて正面をパチリ。



建物は全体に柱だらけで、あまり壁が無いのですね。
仮設らしいといえば、そうですが。



裏側から見たところです。



このような施設を見るのはこれが人生ラストチャンスでしょうから、寒い中でも行ってよかったと思います。

2019年11月25日月曜日

両毛線 岩宿駅

両毛線の駅舎、今回は岩宿駅です。

19.10.27 群馬県 岩宿

古い駅前商店と古い木造駅舎の組み合わせは近年少なくなってきています。
ここもあとどれだけ持つか、という状態です。

19.10.27 群馬県 岩宿

駅舎外観です。
開業当初は大間々駅と呼ばれていたようです。

19.10.27 群馬県 岩宿

現駅舎は1936年建築のものです。
支柱部分が凝ったデザインです。

19.10.27 群馬県 岩宿

跨線橋は前回ご紹介した駅と同じです。

19.10.27 群馬県 岩宿

駅前でタクシーが待っている地方駅舎は結構減りました。

19.10.27 群馬県 岩宿

これからも維持してもらいたい良い感じの駅舎です。

2019年11月18日月曜日

両毛線 国定駅

JR両毛線沿線にはしっかりとした国鉄タイプの駅舎が今なお健在です。

19.10.27 群馬県 国定

駅舎の外観です。
駅舎全体がホームの高さに建っています。



ホーム側から見た駅舎です。



かなり改装されていますが、駅舎内も往時の雰囲気は残っています。



ホームに架かる跨線橋は両毛線沿線独特のレールを組み合わせた屋根なしのものです。



伊勢崎方面に向かうお客さんは結構多いのですね。

2019年11月11日月曜日

岩本町の電気屋さん

東京の下町を中心に山のようにあった小規模の昭和らしい建物は、昨今は激減しつつあります。

19.11.7 中央区 岩本町

建物の正面から見た姿です。
看板建築ほど装飾性がないものの、いかにも昭和な姿の建物です。

19.11.7 中央区 岩本町

右側の様子です。
既に左右に遭った建物は姿を消して、駐車場とマンションになっています。




建物左側。
模型にしたくなりました。

2019年11月5日火曜日

通運事務所

通運事務所は日通の印象が強いですが、各地には日通の息がかかった通運会社が事務所を構えており、これもまた興味深いものが多くありました。

95.7.15 福岡県 柳河

こちらは柳河で見つけた通運事務所です。
ごく普通の建物ながら、看板部分のデザインひとつでそれなりに見えるものです。

2019年10月21日月曜日

溝の口にて

従兄弟が写真を学んでいたころの写真機材やネガなどをずいぶん昔に譲り受けました。
引き伸ばし器などもなども以前は一生懸命使っていましたが、今はすでに存在しません。

そのような中で残されたネガを見るとちょっと気になるポートレートがありましたので、紹介します。

63.2 神奈川県 溝の口

場所は溝の口駅付近、時期は1962年に2月でした。

63.2 神奈川県 溝の口

駅前の商店街でしょうか。
和服の老婆が時代を感じさせます。

63.2 神奈川県 溝の口

路地で焚火するおじいさんと孫でしょうか。
今やこんなことしたらすごく怒られそうです。

2019年10月16日水曜日

高砂の梅が枝湯

兵庫県の高砂にある梅が枝湯(うめがえゆ)は千と千尋の湯屋のようだというので、話題になっている銭湯です。
昭和18年に開業したという古い銭湯になります。
今回機会があってその建物を見ることが出来ました。


19.9.27 兵庫県 高砂(以下同じ)

この建物の凄い部分は表側のファザードではなく、建物の裏側です。
何度も増築を重ねた結果がこのような姿になったものと思われます。



レンガ煙突の周りを囲むように縦方向に何層にも積み重なった建屋が印象的です。


まさに千と千尋の湯屋のようです。



表側です。
裏側の凄さに比べると意外と平凡なモルタル造りになっています。




入り口部分。
年季入っています。

19.9.27 兵庫県 高砂

因みにこの梅が枝湯は旧国鉄高砂駅のすぐ近くで、裏側には線路が走っていました。

2019年10月14日月曜日

グッケンハイム邸

塩屋の駅に立つと、山の上に洋館がいくつも建っているのが見えます。
今回そのうちの一軒を見てきました。

19.9.27 兵庫県 塩屋

庭園からみたグッケンハイム邸。

19.9.27 兵庫県 塩屋


いかにもなコロニアル様式の建物です。



玄関のすぐ下には電車が走っています。

2019年10月7日月曜日

ちょっと味のあるクリーニング屋さん

先般、所用で出かけた場所の途中で味のあるクリーニング屋さんを発見しました。

19.10.4 江戸川区 小岩
 小岩の閑静な住宅街に一軒だけ古い建物が建っていました。
いかにもな造りの昭和のお店の意匠です。

19.10.4 江戸川区 小岩

以前書かれていた看板の内容が見たいです。

19.10.4 江戸川区 小岩

コーナーの柱の両側に開き戸があるのが面白いです。

19.10.4 江戸川区 小岩

お店部分以外はトタン葺きで結構質素なつくりでした。