『かつての花街、東京・柳橋で昭和2年より営む屋形舟の老舗舟宿小松屋。大川(隅田川)を上り下り季節のうつろいを川より眺めお楽しみいただいております。春は上流、墨堤のさくらを眺める。』船宿・小松屋さんのホームページには書かれています。
昭和のはじめより、ここ柳橋は花街として栄えました。
この河原にはいくつもの船宿が並び、ここから屋形船、投網、釣りなどに出てゆく場所として親しまれてきました。
柳橋の料亭から、旦那衆と芸者衆の舟遊びに、小屋根舟を漕ぎ出し、両国の川開き、龍灯祭など、隅田川も柳橋料亭街も華やかな時を経てきた歴史があります。
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10.12.1 台東区柳橋 |
そんな柳橋は今も当時の面影を残しています。
川沿いには何軒かの船宿が川にへばりつくように軒を並べています。
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こちらが、ホームページの文言を紹介した小松屋さん。
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もう少しアップにしてみました。
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川に刺さった柱の群れが独特の景観を作ります。
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法的には微妙な船宿故改築がままならないようで、それが懐かしい景観を残すことになっているようです。
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江戸の水辺の片鱗をかすかに残す柳橋の風景でした。
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