全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2012年8月25日土曜日

和気の郵便局と駅舎

本日は岡山県和気の街並みを歩いていた時に発見した洋風建物から2軒。

90.6.14 岡山県 和気
旧市内に残っていた洋風郵便局舎。
既に現役は引退していました。
洋風モルタル作りですが、後ろ側は純和風建築のいわば「張りぼて」仕様です。
車が邪魔です・・・


90.6.14 岡山県 和気
隣には新局舎が並んでいます。
新旧郵便局が並んでいるこの光景、全国的によく見られた光景でした。

90.6.14 岡山県 和気
近くにあった洋館。これも郵便局だったんだよ、と言われればそうかなあ、と思わせるようなデザインです。
奥の民家は茅葺き屋根の上にトタンを被せたものですね。
このトタン被しの改造はどこかの業者が全国的に営業をかけていたようで、次々とメンテナンスフリーなトタン屋根化が進みました。

本和気駅 90.6.14 岡山県 和気
和気の市内にあった本和気駅。
これは今は廃止となった同和鉱業片上鉄道の駅舎です。
妻入りの駅舎正面の意匠は中々味のあるものでした。
手前のRを描いた階段も何故か私はグッときます。

本和気駅 90.6.14 岡山県 和気
ホーム側。
駅舎から出たホームの差し掛けが手前側の別建物と繋がって長く見えます。

本和気駅 90.6.14 岡山県 和気
駅舎単独では結構コンパクトなスタイルをしています。


2 件のコメント:

  1. はじめまして、ばふけんと申します。
    いつもブログ拝見しています。
    和気の郵便局は、TMS348号掲載の平田さんの製作記事のプロトタイプですね。模型はそうモルタル造りになっていましたが、本物は後ろが木造建築だったんですね。
    自分も平田さんの記事を真似て郵便局の模型を作ったことがありますが、一度、オリジナルの姿で模型化してみたいなと思いました。
    ありがとうございました。

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  2. ばふけんさん、はじめまして。
    気まぐれブログにお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
    和気の郵便局はまさに平田さんのプロトタイプです。
    TMSで見ていたのでデジャビュ体験をしたような気持ちになりました。
    実物を見ると平田さんが上手にアレンジしていることがわかりました。
    既に郵便局としての使命は終えていましたが、会えて嬉しかった郵便局でした。
    今後もよろしくお願いします。

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