全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2012年10月11日木曜日

山形交通三山営業所と田んぼの中のボンネットバス

Kykさんがコメントいただいた山形交通の間沢整備工場、他の写真を探してみましたがブログにアップした写真以外はありませんでした。
その代わり、間沢の駅のその後=山形交通三山営業所の写真とその沿線で見つけた日産のボンネットバスの写真が出てきましたのでアップしたいと思います。

90.9.29 山形県 間沢
こちらは山形交通三山営業所、つまり元の三山線の間沢駅舎の外観です。

90.9.29 山形県 間沢
こちらは元ホームがあった側です。
ホームの差し掛けが依然として残っていました。

90.9.29 山形県 間沢
こちらは羽前高松側から見た駅舎です。
日野の新型バスが止まっていました。
この色はいただけませんね。
以前の山交カラーがしっくりきます。

90.9.29 山形県 間沢
駅前食堂です。
「七右エ門食堂」の名前が泣かせます。

90.9.29 山形県 睦合
山形交通の電車が保存されていた場所の近くの田んぼで何やら怪しい物体を発見しました。

90.9.29 山形県 睦合
近づいてみると、日産の貴重なボンネットバスの廃車体でした!

90.9.29 山形県 睦合
車内に入って見ると昭和32年製造の日産シャシーに安全車体が架装したバスだと分かりましたが、どこの事業者のバスかは錆び過ぎていてわかりませんでした。

90.9.29 山形県 睦合
もう少し前気味にもう一枚。

90.9.29 山形県 睦合
後ろ側です。
懐かしいリアビューです。

90.9.29 山形県 睦合
刈り取りの終わった田んぼを眺めながら、秋の陽をたっぷり浴びてのんびりと余生を送っていたボンネットバスとの一期一会の邂逅でした。

90.9.29 山形県 羽前高松
最後は三山線の始発駅だった羽前高松駅舎の画像で締めます。
こんなところから出ていたのか、と思うぐらい小さな駅でした。



2 件のコメント:

  1. この駅舎、とっても懐かしいです。
    90年ころにはすでに西川町内ローカル路線は殆ど廃止され、一時間当たり朝夕2本、日中1本の寒河江・山形方面行が出発するだけでした。三山営業所も格下げされて「間沢運行管理所」になっていたはずです。整備工場も無くなっていたと思いますが、それでもまだ数台のバスが配置されていて、交通拠点としての面目を保っていたのかもしれません。
    この七右ェ門食堂、昭和30年代前半の写真にも残っていました。きっと90年代の区画整理時に間沢駅舎と運命を共にしたのでしょうね。電鉄があったころはこの駅前広場にバスがバックで進入し、客扱いしていたようです。当時は本数も多く、狭い構内で大変だったでしょう。
    ちなみに以前、この駅舎をNゲージサイズで自作しようとしたのですが、細かい模様が多すぎて挫折したことがあります。でもこの谷あいの町に突如現れる立派な駅舎、いつかは再現してみたいです。
    わざわざ写真を発掘してくださりありがとうございました。山形関連に限らず、今後も楽しみにしております。

    返信削除
  2. kykさん
    懐かしく見ていただいて何よりです。
    ローカル私鉄の駅舎としては立派すぎるものでしたが、なぜか気になる駅舎でした。
    この駅には3度ほど行きましたが、行くたびに活気が失せてゆくのが手に取るように分かり、寂しさを感じました。

    返信削除